
35歳・看護師からエンジニアへ|育休中に学び、就職活動ゼロで契約社員に。娘のために作ったバイリンガル絵本アプリで見えたH.Nさんの転身
看護師・臨床開発モニターとして働いてきたH.Nさん(35歳、広島県)。4歳と1歳の子どもを育てながら育休中にプログラミングコースを受講。娘のためのバイリンガル絵本アプリを制作し、SNSプロフィールを見た企業から声がかかりほぼ就職活動なしで案件獲得。業務委託から契約社員へ。「遠回りしてよかった」と今は語ります。
この記事のダイジェスト
「フリーランスを始めようと考えたとき、一人で調べていると分かることが少なすぎて。」
愛知県在住のYさんは、美術大学卒業後にグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートし、紙媒体の仕事から家庭に入った後、イラスト・デザインのパートを経てWeb系企業へ正社員として入社。UI/UXデザインを経験した後、Web制作会社へ転職してPHPも使いこなすようになりました。20年以上をかけて積み上げてきたデザインと制作のキャリアがありました。
しかし「フリーランスとして継続的に仕事を取り続けるには何が足りないのか」——その問いへの答えを一人で探すには限界がありました。かくしてTech MentorのWeb制作&デザインコースへ。受講から約4ヶ月半後、エントリー100社以上、内定3社という結果で新たなキャリアの扉を開きました。
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Yさんとデザインとの関わりは、小学生の頃に絵を習い始めた時期にさかのぼります。高校では美術のない学校に進んだものの、大学受験で美大を受けると決めたとき「美術なのか、デザインなのか」という選択に直面し、デザインを選びました。
「その頃にはもう、なんとなく絵を描くよりデザインの方が仕事として成立するんだろうな、と想像できていたんです。そこからグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートしました。」
Webに移ったのは、家庭に入ってブランクを経てからのこと。イラストやデザインのパートで「家事とも両立できる」と実感し、次は正社員でと考えてWeb系企業へ。入社前に自らHTML・CSS・JavaScript・MySQLをスクールで学んでから入り、入社後はUI/UXやシステムのデザインを担当。その後、よりWebデザインを深めたいとWeb制作会社へ転職し、PHPも書くようになりました。
そして、フリーランスとして活動することを考え始めたタイミングで、足りない部分を補いたいとTech Mentorへの受講を決めました。
経験者だからこそ、Yさんのスクール選びの目線は明確でした。まず「どこをターゲットにしているスクールか」——完全な未経験者向けの内容は自分には合わないと感じていたため、そこを起点に絞り込みました。
「独自のロードマップ・カリキュラムがあるか、そして『いかに個別で教えてもらえるか』を重視していました。動画を見るだけの形式ではなく、個別に見てもらえることが大事だと思っていたんです。」
その2軸で絞ると2社が残り、もう1社はカリキュラムの内容がやや初心者寄りに感じたため、最終的にTech Mentorを選びました。また、フリーランスを始めようと考えたとき「何をしたらより安心できるんだろう」と自分なりに調べていたが一人では限界があり、いろいろな人の話を聞ける環境を求めていたことも、背中を押した理由の一つでした。
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学習の中でYさんが最も時間をかけたのは、ポートフォリオ制作のコンセプト設計でした。「自分のやってみたいことを構成から考えて作っていた」というスタイルで、まずロゴのデザインに着手しました。
「ロゴを作ったり、どういうコンセプトにするかを決めるのに、かなり悩みましたね。ただ、そこが決まってからはとても早くて、あとは作る作業に集中できました。」
完成したポートフォリオには、お問い合わせフォーム・ギャラリー表示・レスポンシブ対応を実装。制作期間は約3ヶ月。「自分より少し上を行く作品を作る」という意識を毎回持ち続けたといいます。
経験者であっても、Yさんが受講中に感じていたのは「一人では計画が正しいかどうか不安になる」という感覚でした。
「『何をやって、次はこれをやって』という計画を全部自分で立てて、その通りに実行できる人は、もともとすごい人だと思うんです。自分で立てた計画が本当に合っているのか不安になりますよね。うまくいっていないときに軌道修正してもらえる場があるかどうかは、大きな違いだと思います。」
学習時間の確保については「ノートパソコンなのでどこでも持って作業できる」というスタイルで、場所にこだわらずソファでもベッドでも取り組みました。「まず5分だけやってみる」くらいの気持ちで始めることで、「やらなきゃ」というストレスを減らしていたといいます。
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転職活動ではIndeedとエージェントサービスを活用し、エントリー数は100社以上に上りました。Yさんが転職活動で特に意識したのは「考えすぎて応募できなくなること」を避けることでした。
「あまり『どっちがいいかな』と考えすぎないこと。『これがこうだったらいいかな』などと考えすぎると、応募できなくなってしまうので。そこは本当に大事なことだと思います。行動するときは思い切って、決めるときは慎重に、という進め方ですね。」
内定を得た3社は、たくさん応募していた中の「たった1日」に応募したところからでした。その日が面談で話す力もポートフォリオも揃い、「材料が整った日」だったとYさんは振り返ります。
採用面接で評価されたと思うポイントについて、Yさんは2つを挙げます。一つは受け答えの質、もう一つはこれまでの経験の幅でした。
「面接まで進んでいるということは、実績や能力値はある程度分かってもらえている段階なんですよ。そこから見られるのは、人間的に相性が合うか、チームとうまくやっていけるか、という部分。一つ一つの受け答えで『この人だったら大丈夫そうかな』と思ってもらえるように意識していました。」
また、前職では突然「プロモーション動画を作るから」というオーダーが来るような会社で、やったことのないことにも「分かりました」と応じてきた経験が積み上がっていました。
「その臨機応変さは評価につながったのかなと思います。やったことがない人がやってもいいんだ、と逆に思えるようになっていたので。」
会社選びの基準としては、サポート体制や協力体制、そして「ホームページが丁寧に作られているかどうか」も見ていたといいます。丁寧に作られているところは、実際の仕事も丁寧にされている雰囲気が伝わってくると感じていました。
「続ける精神力も大事です。自分の学習の進捗を個別に見ていただけるというのは、挫折しないためにすごく大事だと思いました。うまくいっていないときに軌道修正してもらえる場があるかどうかは、大きな違いだと思います。学習の続け方でお伝えできることがあるとすれば、あまり場所や体勢にこだわらないこと。『まず5分だけやってみる』くらいの気持ちで始めた方が、結果的に『やらなきゃ』というストレスになりにくいと思います。」
デザイン歴20年超のYさんでも、フリーランス準備から転職へと舵を切り、48歳で内定3社という結果を掴みました。年齢も経験年数も、一歩踏み出す理由を奪うものではありません——Yさんの軌跡が、そのことを示しています。
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看護師・臨床開発モニターとして働いてきたH.Nさん(35歳、広島県)。4歳と1歳の子どもを育てながら育休中にプログラミングコースを受講。娘のためのバイリンガル絵本アプリを制作し、SNSプロフィールを見た企業から声がかかりほぼ就職活動なしで案件獲得。業務委託から契約社員へ。「遠回りしてよかった」と今は語ります。

IT企業でWordPressサイト制作を10年担当してきたKさん(37歳)。「1からサイトを作れるようになりたい」という長年の思いを、契約終了をきっかけに実行。2ヶ月半の学習でWordPressをゼロから構築し、26社に応募してWebディレクター兼デザイナーとして内定を獲得。

Webデザイン未経験から学び始めたMさん。3ヶ月の集中学習で25社に応募し、インターン内定を獲得。素直さと行動力でキャリアを切り拓いた軌跡。

AIで業務効率化アプリを作っていた会計事務所勤務のD.I.さん(44歳)。保守・改善を自力でできるようにとバックエンドを学び、勤怠管理アプリを完成。今は元々のアプリの改善も、Claude Codeを使ったAI活用も自走中。
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