【30代前半】士業事務員からフロントエンドエンジニアに転職!内定獲得のためにやったこととは?

この度Webエンジニア転職コースを活用し、みごとIT業界への第一歩を踏み出した「ST」さんにインタビューを行いました。
STさんはWebメディア創設、パーソナルトレーナー、士業事務という特殊な経歴の持ち主。
今後の日本経済に対する不安、そして海外転職も視野に入れWeb業界への挑戦を決断し、キャリアコンサルティングのサポートも活用のうえ、みごと内定獲得を実現させました。
今回は、そんなSTさんに転職を目指した理由やサポートを受けた感想、転職に向けて心がけたことなどをインタビューしました!
- Web系の企業に就職して手に職をつけたい方
- 在宅ワークにつながるスキルを身に着けたい方
- 今よりもさらに高度な技術を扱いたい、キャリアアップしたい方
- WebエンジニアとしてIT企業に転職したいと考えている方
- 年齢関係なく、新しい領域にチャレンジしたい方

本日はお時間をいただきありがとうございます!
よろしくお願いいたします!

よろしくお願いします!

STさんのプロフィール
- お名前:STさん
- 性別:男性
- 年齢:32歳
- 居住地:大分県
- 職歴:
- ウェブメディア運営:3年
- パーソナルトレーナー:3年
- 士業事務員:3年
- 本プランを契約するまでのプログラミング学習経験:
- UdemyでHTML.CSS.JSを2ヶ月ほど
- 本プランの受講期間:
- 2024年6月開始
- 10月末ポートフォリオ完成
- 12月内定
ご経歴・Webエンジニアを目指したきっかけ

STさんの経歴の詳細を教えてください!

大学では経営やマーケティング、ブランディングに関する内容を学習し、4年の頃からweb広告運用やスタートアップのインターンに参加、卒業後はスタートアップにてメディアの立ち上げを行いました。
1社目のスタートアップでの成果を評価されたことでスポーツ系のメディアからスカウトされ、同じようにコンテンツの作成や運営に関わりました。
スポーツの専門家から学んだ内容を地元大分県に還元したいという思いから地元でパーソナルトレーナー事業を3年ほど行いました。
コロナ禍になり、司法書士事務所に勤務しながら資格を取得し、士業事務員として従事しました。

さまざまなことを経験されてきたのですね!
では、どのようなきっかけでWebエンジニア転職を目指したのですか?

司法書士として資格を取っても、収入の上限が見えています。
また、大手事務所が硬い地盤を作っているなか、そこで戦うよりも、webエンジニアを目指すほうがリターンが大きいと感じたためです。
webエンジニアは
・時間単価が高い
・リモートワークへの適性がある
・磨いたスキルを持って海外転職もしやすい
というメリットから、選択しました。

たしかに大きく稼ぐなら、エンジニアとしての選択は正しかったかもしれないですね!
Tech Mentorを選んだ理由

今回、STさんが受講したコースを教えてください!

数あるサービスやコースの中から、本コースを選んだ理由を教えてください!

ReactやNext.js、Node.jsなどのモダンなフレームワークやライブラリが、カリキュラムに入っていたからです!

モダンな技術が含まれているかは重要ですよね。
実際にサポートを受けた率直な感想として、どのような印象をもたれましたか?

深夜の質問などを生成AIを活用して乗り切っていたので、質問対応をフル活用できなかった気がしています。
もう少し気軽に、かつ実務の形式に沿った質問の形に慣れていくべきだったと思いました。
チーム開発について、メンバー間のコミュニケーションが上手くとれず、課題をこなすだけになっている人も多いように感じました。

貴重なご意見、ありがとうございます。
未経験からでも歓迎!無料でキャリア相談ができます。
実装したポートフォリオについて

今回作成したポートフォリオサイトの概要を教えてください!

アプリ名はEMOM Pathといって、こちらは「EMOM(Every Minute On the Minute)」と呼ばれるトレーニングプロトコルを用いて、短時間で高い効果のトレーニングを提案するアプリケーションです。
ユーザーが実行したトレーニングのボリューム(セット数 × 回数)を元に、次回のトレーニングの内容を提案してくれるといったものです。
実際プログラミング学習中は、運動不足を実感することが多かったです。
そこで元々パーソナルトレーナーとして働いていた経験を活かし、トレーニングを継続しやすく、かつより効果があるものにするため、実施から次回のトレーニング更新までを一連の流れで行うアプリを作成しました。

パーソナルトレーナーとしての知識を活かしてアプリを作るなんて素敵ですね!
今回のポートフォリオについての技術構成を教えてください!

以下の通りです。
・Next.js
・React
・Tailwind CSS
・Supabase
・マテリアル UI
・zod
・Atomic Design

高度な技術を扱っていてすごいと思います!
今回の技術構成で、どのような機能を実装したのかを教えてください!

以下のような機能を実装しました。
・ワークアウト管理(作成・更新・削除)
・タイマー機能
・提案機能
・ログイン認証機能
・グラフでデータの可視化

ログイン機能やワークアウト管理系は大変だったと思います。
作成期間としては、どのくらいかかりましたか?

1ヶ月程度になります。

これだけ高度な技術で、これだけのアプリを作ったのは、本当にすごいと思います!
ポートフォリオを作り終えた率直な感想としてはいかがでしたでしょうか?

使っていて気持ちのいいアプリにするために、音声のキャッシュ化や、プリロードを行い、遅延を少なくしたり、グラフライブラリを使用し、ユーザーが行なったトレーニングを可視化する点を工夫しました。
認証機能が複雑で難しくメンターの方の協力を仰ぎながら完成まで辿り着けたのは、実務での先輩のヘルプを求める動きと似ており、それが経験できたのは本当によかったと思います。

たしかに、アプリの随所にこだわりを感じられます!
今回のアプリ作成は就活に活かせたと思いますか?
また、それはどんな点でしたでしょうか?

アプリそのものが就活で色々質問されることはありませんでした。
とはいえ自分の作成物の説明をどのようにするか考えることはためになったと思っています。
具体的には技術面だけでなく、制作意図やユーザ観点でどのような工夫をしたか、などです。
またアプリを最初から最後まで作る流れについても学べたのは良かったと思っています。

やはり面接のためにも、今後の現場での作業のためにも、アプリを自作することは本当に重要ですよね。
就職活動について

ここからは就職活動についてお伺いしていきます。
メインで活用していた求人サイトを教えてください!

Wantedlyです。

間違いない、王道のサイトですね!
エントリー数および内定数はどのくらいでしたか?

25社~30社ほどでした。
そのうち内定をいただいたのは5社です。

5社内定をいただけたのはすごいと思います!
就活の事前準備でのポイントや、大事だと感じたことを教えてください。

個人の経歴によりますが、職務経歴書を作成するのが大変でした。
自分が面接で何を伝えたいかを考えておかないと一貫性のない受け答えになるので、どこをアピールしたいか、そのためにどんなエピソードを盛り込むか、逆算しながら考えるといいと思いましたね。
生成AIで数回壁打ちしてから、キャリアコンサルタントの方に提出するとよりスムーズな流れで就活に進めると思います!

たしかに職務経歴書は手間がかかりますし、一貫性の証明が難しいですよね。
では就活の中で、「準備の重要性を実感できたエピソード」などあればぜひ教えて下さい。

自分の場合はテスターの業務も募集内容の中に含まれていましたが、その業務内容が事前にはあまり理解できなていませんでした。
なので、カジュアル面談で業務内容を聞いたあと、選考面接までに業務内容をキャッチアップできるよう情報収集したのですが、これは準備としてはよかったと思っています。
また場数を多く踏むことで、頭が話すことに慣れて、一定の質問には構えず答えられるようになりました。
また私見ですが、募集要項に業務内容が詳しく書かれているところは、会社としてしっかりしたところが多いような気がしましたね。

たしかに業務内容の表記が曖昧な企業はありますからね…!
入社を決めた企業の詳細を教えてください。

ReactやNode.jsを扱う受託開発企業で、私はフロントエンド採用となりました。
社員数は11~30名くらいです。

なるほど!
ちなみに、入社の決め手は何でしたか?

面接時「React、Next.js、Nodeのスキルが伸ばせる職場だ」ということが明確に伝えてもらえました。
自分としても学んだスキルを伸ばしたいという希望はあり、加えてCTOの仕事に対する考え方も共感できたため、決断しました。

素晴らしい決め手だと思います!
就活で気を付けたほうがいいと思ったことがあれば、ぜひ教えてください!

とにかく数を送ってみることが大事と思いました。
志望動機もChatGPTなどの生成AIを適宜使いつつ、素早く作成できるので、気になった会社があったら積極的に応募するのがいいと思います。

数を打つことはたしかにとても大事ですね!
では、逆にやらないよう気を付けることがあれば教えてください!

私見ですが、設立年が若いSES会社はロースキル案件が多く、お薦めできない印象が強い気がします。
年齢にもよりますが、一定年齢以上になってから、そのような会社で働くのは成長の観点から厳しいと思います。
そのような会社に応募のための準備時間を割くより、志望度の高い会社への準備に時間をかけた方がいいと感じました。
また当然ですが無策で応募するのはやめた方がよく、企業研究をしっかりやることは、面接の場を和ませることにもつながる気がしています。
Tech Mentorを検討している方へ

STさんのこれからの目標を教えてください!

実務半年でしっかりと自走できるエンジニアになることです。
まずは1年で小規模のリーダー経験を積むこと、後輩の育成に関わることなどを経験します。
そして1年半でフルスタックに業務に関わること、直近はこのように目標を決めています。
コーディングなどの作業者としてのエンジニアは今後需要が減っていくと思うので、経営やマーケティングなどビジネスサイドの意見をサービスに結びつけ、開発できる視野の広いエンジニアになることが私のゴールです。

素晴らしい目標だと思います!
では、Tech Mentorのキャリアコンサルタントのサポートはいかがでしたか?

非常に親身になって回答していただけたと思っています。
また業界に詳しい方からの意見なので、ネット上の情報ではわからないことについても判断材料になるのがありがたかったです。

弊社が強みにしている部分を評価いただけたこと、嬉しく思います。
最後に、本プランの利用を検討する方向けにメッセージをお願いします!

gitやgithubを使ったチーム開発のカリキュラムがあること、また、オリジナルのアプリをしっかりとレビューしてもらえること、そして就活をするうえでも非常に重要な内容であったと感じています。
上記をクリアし、かつReactやNext.jsなどのモダンな技術を扱っているスクールは多くないので、モダンな環境に身をおきたいと考えている方には非常におすすめです!

インタビューは以上になります。
STさん、お忙しい中ありがとうございました!
まとめ
Tech Mentorでは
- Web制作やコーディングを習得したいものの、どのスクールがいいかわからず困っている
- 自分の将来像やキャリアが見えず悩んでいる
- どんなコースが自分に合っているのかわからない
- そもそもスクールを利用するか独学かが決まっていない
といったお悩みを抱えている方へ向け、個別説明会を設けています。
個別説明会では経験豊富なカウンセラーが、一人ひとりのお悩みに対し具体的なアクションを提案しています。

Tech Mentorに関すること以外にも学習手段ややりたいことなど、どんな悩みでもお気軽にご相談ください!
皆さまとお話できることを楽しみにしています!
未経験からでも歓迎!無料でキャリア相談ができます。