シナリオ執筆、デザイナーから未経験でエンジニアに転職!内定獲得のためにやったことをインタビュー

この度Webエンジニア就職コースを活用し、みごとIT業界への第一歩を踏み出した「齋藤祐樹」さんにインタビューを行いました。
齋藤さんはWeb漫画およびシナリオ執筆などで個人事業主として働き、CGデザイナーとして就職した経歴をもちます。
「就職に有利そう」という理由ではじめ、志望する業種に紆余曲折しながらも、TechMentorのサポートも有効活用のうえ、みごとエンジニアとして内定を勝ち取りました。
今回はそんな齋藤さんに、転職を目指した理由やサポートを受けた感想、転職に向けて心がけたことなどをインタビューしました!
- Web系の企業に就職して手に職をつけたい方
- 今よりもさらに高度な技術を扱いたい、キャリアアップしたい方
- インフラエンジニアとしてIT企業に転職したいと考えている方
- 年齢関係なく、新しい領域にチャレンジしたい方

本日はお時間をいただきありがとうございます!
よろしくお願いいたします!

よろしくお願いします!

齋藤さんのプロフィール
- お名前:齋藤祐樹さん
- 性別:男性
- 年齢:31歳(申し込み時30歳)
- 居住地:東京都
- 職歴:
- ライター職、CG制作など
- 本プランを契約するまでのプログラミング学習経験:
- なし
- 本プランの受講期間:
- 2024/6~2024/10
ご経歴・Webエンジニアを目指したきっかけ

齋藤さんの経歴の詳細を教えてください!

大学へ進学後、学業の傍らで小説執筆、投稿活動をしていました。
後に小説賞を受賞したことをきっかけに大学を中退し、その後はシナリオライター業や、WEB漫画連載等の個人事業活動を続けてきました。
しかしそれだけでは収入的に不安定だったこともあり、漫画制作で学んだ3DCGの技術を生かし、CGデザイナーとして就業をしました。
その後、CGデザイナーとして様々なお仕事と携わる中で、CG等のコンテンツそのものよりも、そのコンテンツを支える技術的な側面に興味を持つようになり、エンジニアへの転向を視野に入れるようになりました。
そして、テックメンター様の講座に申し込み、現在に至るという流れになります。

小説執筆で受賞したのはすごいですね!
Webエンジニアを目指したきっかけは、どんなことだったのですか?

最初は「就職に有利そう」とか「人気の言語である」という理由からWebエンジニアコースに申し込みました。
コースでプログラミングを学ぶ過程で、カリキュラムの中にLinuxなども含まれていたので、サーバーやネットワークの知識も触れるようになりました。
そこで、「自分のやってみたかったことは開発よりインフラ系の方が近いのではないか」と思うようになり、最終的にはインフラエンジニアを志望することになりました。

結果的にインフラを目指したのですね!
インフラを目指すうえでプログラミングの経験は活かせたと思いますか?

プログラミングコースでアプリ開発の流れを一通り学び、実践してみたことは大きな財産になったと思います。
転職活動の際にどのようなことを学習したのか、という鉄板の質問に対して、アプリ開発を含めて環境構築まで行ったことがあるというアピールは、基本的に好感触であることが多かったように思います。
Linuxのコマンドだけ暗記しただけの状態より、実際に好奇心をもって手を動かしていることを評価する傾向がありました。
転職時のアピール以外でも、プログラミングとサーバーの両方に興味があれば、趣味兼学習として自宅でできることの範囲も広がるように思います。

確かに点と点が線になるように、プログラミングによって理解が深まるところもありますからね!
Tech Mentorを選んだ理由

今回、齋藤さんが受講したプランを教えてください!

数あるサービスやコースの中から、Webエンジニア就職コースを選んだ理由を教えてください!

まず自分の年齢だと、Webエンジニア、プログラミングのスクールを無料で受講できるサービス自体が少なかったです。
限られた選択肢の中で、自分を受け入れていただけたのがここだったからです。
しかし、最初の面談の段階からこちらに寄り添ってお話を聞いてくれたり、今からでもエンジニアになれるのかという不安に対して背中を後押ししてくれました。
コンサルタントの方々のお人柄の良さを感じたので、「ここで受講したい」という気持ちはすぐに固まりました。

不安に寄り添えたようで嬉しく思います。
では実際にサポートを受けた率直な感想はいかがでしたか?

全体を通して、不満に思うことは特にありませんでした。
まったくの初心者であった自分でも少しずつステップアップしてついていくことのできる内容でしたし、だからといって内容が簡単というわけでもなく、カリキュラム自体がかなりきめ細かく用意されていました。
自主的にどんどん進んでいける方であれば、その分どんどん学んでいけるカリキュラムであったと思います。

齋藤さんに合うカリキュラムだったようで安心しました。
メンターの対応はいかがでしたか?

私についていただけたメンターの方は、私の学習進捗に合わせて次週の学習内容を考えてくださっていたので、常にちょうどいい塩梅で学習を進めて行くことができました。
また「この部分が面白かったので、もっと深掘りして学習したい」というような要望にも快く応えてくださり、「だったらこの項目を多くしてみよう」といったように、柔軟に対応もしてくださりました。
わからない部分はオンラインミーティング時に図を描きながら説明してくださったり、とにかく親身にサポートしていただいたという記憶が強いです。

弊社はサポート体制には自信がありますので、その点を評価していただけたことは非常に嬉しいです!
では、一方のキャリアコンサルの対応についてはどう思われましたか?

学習のメンターだけではなく、キャリアコンサルの方がついてくださっていたのもすごく助かりました。
日々勉強をしていると、つい最終的な目標が転職であることも忘れ、勉強のことで頭がいっぱいになってしまうこともありましたが、定期的なキャリアコンサルがあるおかげで、勉強と転職活動を同時に実現できたのかなと思います。
学生であるならば勉強だけに集中することがむしろ望ましいと思いますが、最終的に転職ないしは就職がゴールなのであれば、そちらの方も同時に進めなければ、目標の期間内にすべてを達成するのは難しいと思います。
なので、学習と転職の両方にメンターがついていただけるのは、環境としては最高のものだと感じました。

たしかにプログラミングに至っては、とくに手段が目的化してしまいがちなのはすごくわかります…!
キャリアコンサルとの相性も問題なかったようでよかったです。
未経験からでも歓迎!無料でキャリア相談ができます。
実装したポートフォリオについて

ここからはポートフォリオについて質問していきます!
今回転職のために作成したポートフォリオの概要を教えてください!

SpiringBootで開発したメモ帳アプリであり、基本的な機能のみを備えたもので、追加・削除・ソートの機能があります。
制作背景としては、アプリ制作に取り掛かった段階ではすでにインフラ系に行くことが自分の中で固まっていました。
なので見た目には拘らず、データベースとの連携などの基本的な部分を備えており、かつそれをデプロイするというところをゴールとして制作しておりました。

シンプルながらとても考えられたポートフォリオだと思います。
技術構成はどのようなものでしたか?

「Java」と「SpringBoot」です!

なるほど!
作成期間としては、どのくらいかかりましたか?

1ヶ月半ほどかかりました!

未経験から1ヶ月半でこのポートフォリオを作成できるのは、本当にすごいと思います!
ポートフォリオを作り終えた率直な感想としてはいかがでしたでしょうか?

基本的な機能をメインに作ったので、今まで学習した内容の総まとめという感じで制作することができました。
目新しい要素がない分、基本機能だけはしっかりしなければという意識はありました。

たしかにインフラ系のポートフォリオとなると、見た目より機能メインにはなりますよね。
インフラエンジニアを目指すにあたって、アプリの制作はどのように役立ったと思いますか?

単純にインフラの勉強だけをしてたら、制作はなかなか難しかったと思います。
「実際に自分が作ったものを動かす」という経験をしたからこそ、コマンドなどの意味合いが理解しやすくなったと感じています。
アプリを動かす周辺知識としてシェルが理解しやすくなったのも良かったです。

確かにコマンドはまったくの未経験だと、丸暗記するしかないですからね…!
ポートフォリオ制作において、工夫したことなどありますか?

自分はインフラ系を目指していたので、アプリそのものの開発と、開発後に色々試すというところに少し工夫を入れました。
まず、メンターの方と制作した段階では、クラウド環境にデプロイするところがゴールだったのですが、その後、VirtualBoxを使って仮想環境を構築し、そこでApacheをインストールしたりローカルからファイルを転送したりして、自宅の仮想環境でアプリを公開しました。
そして家族や友人に外部からアクセスしてアプリを操作できるかのテストなどを行いました。

開発後にさまざまなことをテストするのは重要ですよね!
制作にあたって大変だったことはありましたか?

AWSやOracleなど複数のクラウドサービスでも試してみたのですが、サービスごとで設定の仕方が異なり、その都度色々調べたりするのは結構大変だった記憶があります。

たしかにサービスごとに設定方法がまったく違うのは大変ですよね…!
就職活動について

ここからは就職活動についてお伺いしていきます。
メインで活用していた求人サイトを教えてください!

GreenとIndeedがメインでした。

エントリー数および内定数はどのくらいでしたか?

エントリー数が8社、内定をいただけたのはSES2社です!

8社中2社から内定をいただけたのはすごいですね!
入社を決めた企業の詳細を教えてください!

SES、およびSier事業を行っている会社です。

なるほど!
入社の決め手を教えてください。

実際に決め手となったのは、給与や働き方などの条件面でした。
ただ、最後まで迷ったもう1社は従業員の年齢層が近く良さそうと思ったものの、オフィスを訪ねてみると人口密度が高く、合わなさそうと思いました。
やはり、自分の目で見てみないと分からないものだと感じました。

実際にオフィスの作業風景を見せてもらうのは本当に重要ですよね!
就活の事前準備でのポイントや、大事だと感じたことを教えてください。

学習をしながら、同時に今学習している内容を、どうすれば面接時にアピールできるかを考えておくのも大事かと思います。
自分の場合は開発からインフラへと志向を変えたので、特にそこが大事になりました。
というのも、開発であればポートフォリオで作ったものを見せることができますが、インフラの場合は、そういった成果物がありません。
強いて言えば自分は資格がありますが、資格を持っているかだけだと、実際に手を動かしているかどうかの判別がつきません。
自分が面接の際に必ず聞かれたのは、「LPICの資格を持っていますが、どのように勉強をされたのですか」という質問です。
質問の意図は「資格のためのただの暗記作業になっていないか、というのを確かめるものだった」と後にお伺いしました。
なので、インフラ系の場合は特に、勉強している内容を、面接の際にどう伝えれば相手に価値があると感じてもらえるのかを意識するのは大事かと思います。

なるほど、たいへん具体的で参考になります!
では就活において、事前準備の重要性を強く感じたことがあれば教えてください。

単純に「資格の勉強をしただけでは得られない実践的な知識」を、就活の面接ではよく聞かれるな、と感じました。
自己研鑽の中で資格知識をもとに自分でも試したことが、面接で活かされたと思います。
面接でミドルウェアのバージョンや名前を聞かれたりしましたが、やっていたからこそ答えられたと感じています。

そういった質問については、確かにやってないと答えられませんね!
就活で気をつけたほうが良いと思ったことがあれば教えてください。

複数の企業から内定をもらえた、ないしはもらえそうな状況になったとき「何を基準に選定するのか」は事前に決めておいた方がいいように思います。
自分が内定をいただいた企業は給与面、待遇面に大きな違いはなかったので、もし選択肢が5、6個とあった場合、明確に「ここが1番」とはなかなかならなかったと思います。
なので、リモート有、残業時間、従業員数、業務内容、賞与、通勤時間など、それぞれで優先順位を決めておくと、いざというときの迷いが軽減されると思います。
また複数面接をして慣れてきたら、積極的に採用後の業務内容や、割り振られる可能性の高いプロジェクト先のことについて深ぼって聞くのもありかと思います。

選ぶ基準、軸をもつことはとても大事ですよね!
逆に、やらないよう気を付けることがあれば教えてください!

過剰過ぎる応募は自分に負荷をかけることになったり、内定を獲得した場合の迷いのもとになるのでよく考えた方がいいと思います。
たとえば「もともと合格しても行く気がない会社を滑り止め感覚で受ける」というのは自分はあまりお勧めできません。
志望度の高いものから適量応募していくのが、自分にとってはいいと思いました。

まさにおっしゃるとおりで、本当に魅力を感じた企業に絞って応募するほうが、疲弊しない気がします!
Tech Mentorを検討している方へ

齋藤さんのこれからの目標、また将来の目標を教えてください!

今回無事に転職活動に成功したとはいえ、自分は他の方よりも遅くエンジニアとしてのキャリアをスタートさせたという事実は変わりません。
なので今は他の方に追いつけるように必死に頑張ろうと思っています。
実務の時間は限られているので、その時間を無駄にせずに、かつ実務以外の時間でも、どうせ座学は役に立たないなどと負の理由を見つけるのではなく、少しでも自分のキャリアを後押ししてくれることがあるならば、積極的に取り入れて学んでいこうと思います。

とても謙虚な姿勢で素敵だと思います!
では、将来なりたい自分像があれば教えてください。

まずは一人前になり、チームの足を引っ張らないようになることを目標としています。
その頃には、インフラの中でも自分が得意だったり興味があることを見つけられるようになっており、その筋のエキスパートを目指すのでもいいし、チームを引っ張るような存在を目指すのもいいかな、などと考えています。
今は、そういうことが考えられるようになるところに早く辿り着きたいと思っています!

謙虚にコツコツと学習できる齋藤さんなら、きっとすぐに達成できると思います!
最後に、本プランの利用を検討する方向けにメッセージをお願いします!

メンターやキャリアコンサルタントの方は、とても丁寧で、ゼロからスタートする方にも必ず寄り添ってくださいます。
初めの一歩は他力本願でもいいと思います。
何かを学ぶというのは楽しいことなので、まずは肩ひじ張らず、軽い気持ちで始めてみるのがいいのかなと思います。

おっしゃるとおりで、初めの一歩、きっかけこそ他力本願でいいというのはとても共感できます!
インタビューは以上になります。齋藤さん、お忙しい中ありがとうございました!
まとめ
TechMentorでは、
- プログラミングやITに周辺知識を習得したいものの、どのスクールがいいかわからず困っている
- 自分の将来像やキャリアが見えず悩んでいる
- どんなコースが自分に合っているのかわからない
- そもそもスクールを利用するか独学かが決まっていない
といったお悩みを抱えている方へ向け、個別説明会を設けています。
個別説明会では経験豊富なカウンセラーが、一人ひとりのお悩みに対し具体的なアクションを提案しています。

Tech Mentorに関すること以外にも学習手段ややりたいことなど、どんな悩みでもお気軽にご相談ください!
皆さまとお話できることを楽しみにしています!
未経験からでも歓迎!無料でキャリア相談ができます。